一般的なサラリーマンがよく使う、仕切りやポケットがたくさんあって機能性の高い黒い布製のビジネスバッグなら、そんなに失敗はないです。なぜなら機能がたくさんある分、さほど不満も無いし、デザインも同じようなものなので、仮に失敗したなーって思っても、後悔するほどではないです。

でも、ダレスバッグは失敗したくない!

なぜならデザインを含め、形状もシンプルだし、お値段も布製のビジネスバッグと比べるとそこそこします。僕は購入したとき、このダレスバッグは一生モノと思って購入したので、かなーりいろいろ悩みました。

ここではダレスバッグの失敗しない選び方のポイントを3つご紹介します。これらのポイントを抑えておけば、まあ失敗はしないんじゃないかなーと思います。

ポイント1 水に強い皮革を選ぼう

ダレスバッグはたま~に布製のものもありますが、基本的には革製になります。その中でも特にブライドルレザーがおすすめです。

ブライドルレザー:イギリスで作られている皮革で、ロウを染み込ませてるので結構水に強い。馬具に使われる。

ダレスバッグは見た目の通り、手持ちのバッグです。こういうバッグはポジションが常に下の方にあるので、雨が降ったときに濡れやすいです。

通常の革だと濡れたらシミになるので、雨の日の取り扱いは、かなり注意しないといけません。でもブライドルレザーだ、多少水に濡れても水を弾くし、シミになることはまずありません。買ったばかりのバッグが水に濡れてしみになるのって、すごくショックですもんね。そういうことを防ぐためにも、材質はブライドルレザーがおすすめ。

ただしブライドルレザーは高い!

革の加工に手間がかかるので、ブライドルレザーは高級皮革。メーカーとしてはバッグのように革をたくさん使うアイテムには使いづらいし、バッグ自体の価格も高くなります。なのでブライドルレザーを使ってるブランド自体が少なくあまり選ぶ余地が無いのですが、通常の皮革を選ぶのであればシミが目立ちにくい黒など色が濃い革を選んだほうが無難だと思います。。。

ポイント2 値段は最低でも5万円以上のものを

各社いろんなバッグがブランドがあり、値段もまちまちですが、ダレスバッグは最低でも5万円以上のものを選んで下さい。

ダレスバッグの相場は5万円~20万円

皮革の材質や大きさによっても異なりますが、だいたいこのぐらいの価格です。20万円以上のものは特殊な革を使ってたりしてる場合がほとんど。逆に5万円以下のダレスバッグは、革が合皮だったり、作りが雑だったりしてあまりおすすめできません。(中にはいいものもあるかもしれませんが!)

ポイント3 大きさは適切なのを

ダレスバッグですが、実はサイズがいくつかあります。定番のサイズの他に多いのは、スマートサイズとミニサイズ。

ここではココマイスターのダレスバッグを例に見てみましょう。

基本的なサイズ感はこんな感じ

僕が使ってるのはココマイスターのブライドル・スマートダレスのっていう商品だけど、まあ一般的なダレスバッグはどのブランドも同じようなサイズ感になる。名前の通り「スマートタイプ」ってことになりますが、通常サイズのダレスバッグも、横幅と高さは同じようなものです。

通常のサイズとスマートサイズは厚みが違う

まあ名前の通りなんですが・・・
通常のサイズとスマートサイズでは厚みが違います。

通常のダレスバッグは横幅が15cmぐらい、スマートタイプは10cmぐらい。通常サイズのほうがたくさん入るけど、スマートタイプの方が見た目はスッキリしています。

 

中はこんな感じ。並べて撮影したわけじゃないから微妙な感じですが・・・ スマートの方が仕切り1つ分ぐらい小さいイメージ。

 

ものを入れてみた写真の差ですが、やっぱり通常サイズの方が収納力に余裕がありますね。

 

ただ、スマートタイプの方が見た目はすっきりしていると思う

通常サイズのはやはり大きくなっちゃうので、見た目のスマートさもスマートタイプの方が上かもしれません。

あとミニダレスっていうサイズのものもあります

これは通常のビジネスバッグとして使うのではなく、クラッチバッグのような使い方になりますね。

実際にはサイズは通常サイズかスマートサイズで選ぶことになると思います

収納を取るか、かっこよさを取るかってところですよね。僕はかっこよさを取りました。

以上が失敗しないダレスバッグの選び方になります。

おすすめのダレスバッグ

以上を踏まえておすすめのダレスバッグを紹介します。独断で選んでますのでランキングは参考までに。

1位 ココマイスター ブライドル・スマートダレス

ココマイスター ブライドル・スマートダレス
ランキング一位はココマイスターのダレスバッグの中でも薄いタイプのスマートダレスを選びました。なぜ普通のダレスバッグじゃなくてスマートダレスが一位かと言うと実際に自分で使ってるから。人間、やっぱり自分で使ってるものを勧めたくなるものです。荷物は通常サイズの方がたくさん入りますが、ノートPCと財布、メガネケース、ちょっとした書類が入れば僕は用が足りるので、見た目もスマートなスマートダレスがお気に入りです。

2位 ココマイスター ブライドル・ダレスバッグ

ココマイスター ブライドル・ダレスバッグ
二位は同じくココマイスターの通常サイズのダレスバッグにしました。最後までどっちを買うか悩んだので。。。スマートタイプよりも大容量なので、仕事で書類が多い人などは、こちらの方がいいかもしれませんね。

3位 万双 ブライドル三つマチダレス

万双 ブライドル三つマチダレス
ココマイスターのダレスバッグが気品があり、スタイリッシュなイメージがありますが、万双のダレスバッグは逆に豪快というか・・・イメージ的にはインディージョーンズ最後の聖戦でインディーの父親役のショーン・コネリーが持ってるような。実際に持ってるのはダレスバッグではありませんが(笑)。とにかく万双のダレスバッグは、冒険に出たくなるような、質実剛健なイメージがありますね。

4位 HERZ ダレスバッグ・スタンダードタイプ

HERZ ダレスバッグ・スタンダードタイプ
ここで1つ、ブライドルレザーではないタイプを紹介。HERZのバッグは通常の牛ヌメ革を使用していますが、作りはしっかりしていますし、何よりリーズナブル。ブライドルレザーを使ったココマイスターと比べると半額ぐらいの値段です。ボロくなったら買い換えるつもりで、購入してもいいかもしれません。

5位 ココマイスター プルキャラック・カティーサーク


ココマイスター プルキャラック・カティーサーク
最後はブライドルレザー以外からも。このバッグの皮革はイタリア産プルアップレザーで、皮革にオイルを手で染み込ませるという手間のかかった作り方をしています。オイルが染み込んでいるので、ブライドルレザーほどではないですが水には強いです。デザインも他のダレスバッグより優しめで、普通のバッグに近いですね。

というわけで「失敗しないダレスバッグの選び方」および「おすすめのダレスバッグ」でした。